午前中、検診に行って痛みは訴えたものの
子宮口がまだ1.5cmということで帰されてしまい、
帰りに義母と「これが最後かもしれないから…」と
近所のイタリア料理のお店に行き、パスタセットを完食。
その間も不定期に痛みはやってきていました。
以前何かで聞いた
「陣痛は時計で測ったかのように正確に来る」
という言葉をすっかり額面どおりに信じていた私は、
「まあ前駆陣痛だろう、そんなことじゃ驚かないぜ?可愛い奴めフフフ」ぐらいの気持ちでいたのです。
義母とわかれ、のん気に夕食(とおやつ)の買い物をしてアパートに帰り、おやつをつまんだら
おなかがいっぱいなこともあってごろりと布団に横になり…
これが間違いでした。
目が覚めれば夕方、痛みは強く、間隔は短くなってる…?
(この時点でおおよそ15~20分間隔くらい)
でもなんだかやっぱり間隔自体はきっちりしていなくて判断に迷います。
「うーん?」なんて言いながらパソコンの前に座り、ちょこちょこいろいろやっていても、やっぱり間隔が短くなってる。
「ちょっと痛いかも…」とか呻きながらトイレに行き、大をすませて(←ここは偉かった)しばらく座っておとなしく間隔を測ってみたり。
この時点で痛みの間隔は短くて10分を切ってきました。
さすがに能天気の代表みたいな私もかなり心配になってきて、
とりあえず入院の準備を確認。
それでも間隔はだんだん短くなってくる(この時点で5分)ので、ここはひとつ腹をくくって病院へ電話しました。
「今日の午前中、検診でお伺いしたんですけど、
そのとき子宮口はまだ1.5だったのですが
今、痛みが5分間隔くらいになってるんです…」
電話に出た看護婦さんは
「では入院の準備をして来て下さい、何分くらいで来られますか?」
「15分ほどで行けます」
「わかりました、気をつけておいでください」
電話を切って、まずはじめに私が不義理(連絡ミス)をしそうな実家に電話して、「陣痛きたみたいだから病院いってくる」と言い。
その後旦那の携帯に「陣痛きたみたいだから病院いくわ」とメール。
最後に義実家(車で10分)に電話して
「陣痛きたみたいなんで病院に行きます~」
「お父さん帰ってきてるから車だそうか?」
「…お願いします!」
その間も痛みは続いてるんですが、普段の生理通クラスの痛みを超えていません。
小首をかしげながらも病院に行き、陣痛室に通され内診すると
「子宮口2.5cmですねー」
開いてるじゃん!それじゃコレホンモノの陣痛じゃん!
ベッドの上で我に返った頃、間隔はだんだん3分間隔になり、
その頃仕事の終わった旦那が到着。
陣痛室のベッドで腰をさすってもらいながら頑張ったものの、
あまりの腰の痛みにのけぞって
「イナバウアー!」
とか叫んだりしてました。
(もうネタでも叫ばないとやってられない精神状態)
後で聞いた話だと陣痛は子宮の痛みが強い人と、骨盤の痛みが強い人に分かれるみたいです。
私は骨盤のタイプで、さらにその痛みを全く想定していなかったのでかなり辛かったです。orz
わかりにくいけど腰の骨から恥骨と尾骶骨が万力でメリメリはがされる感じでした。
あれよあれよという間に子宮口が5cmを越え、「歩けるうちに移動しましょう」ということで陣痛室から晴れて分娩室へ移動、分娩台に乗ることとなったのでした。
この時点で旦那は昔のドラマのように待合室でソワソワさせられることとなります。
【つづく】
追記:
この時点でもややこ、腹の中で私に蹴りをかましてました…
いい度胸だ、かーちゃんそういう子、嫌いじゃないぜ…
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