わりと伝承ではギリシアの神々の影響がでかい話なのですが、
本作は神々の影響をばっさりカットしているため
ところどころ謎の改変が入っていたりして、気になる人はあまり楽しくないかも。
オーランドブルームは弓の名手じゃないといけない何か理由があるんでしょうかw
エンキドゥと出会って人間性に目覚めるところまで。
サイズが大きいのでお持ち帰りには覚悟を。
大きいだけあって見ごたえはあります。
間閑秋丸のBlogです。
まあでも私自身のポケットだってそんなにはないわけで。
下手すると元カレを紹介し続けるよりも恥ずかしいことかもしれないが。
好きな本の話とか、してみようかと。
ペンギンのヘクター
ペンギンのヘクターは動物園へ移送中、森の中で落ちて迷子になってしまう。
森の動物達に「お前は何者だ」と聞かれ…
森の中で孤立無援。
集まってきた動物たちはペンギンという生き物を知らないで
「飛べない鳥がいるわけないだろう」
「泳ぎが得意なら魚では?」
「二本足で立つなら人間では?」
困ったヘクターは「ぼくはいったいなんなんだろう…」とアイデンティティの危機。
「鳥だけど飛べなくて泳ぐのが得意」って難しいよな。
人間の真似をしてマフラーを巻いているのがとてもかわいい。
私の人生(というか価値観?)に強い影響を与えた本です。
おとなになってからデュボアザンの本だと知りました。
(だってペチューニアやごきげんなライオンとはだいぶタッチが違うんだもん)
多様性というか、「どんなものでも得意なことややれることは違う」というのは
この絵本で最初に学んだ気がします。